化粧品メーカー 日本版オフィシャルサイト
- Type
- オフィシャルサイト
- Scope
- Information Architects ／ Art Direction ／ Design
OUTLINE
英国で展開している同社の3商品が、日本国内で販売開始するにあたり、オフィシャルサイトを制作することになりました。購買層は可処分所得の高い女性(いわゆるセレブ)であり、商品の品質はもちろん高いが、それ以前に「使うこと」自体にステータスを求める女性とのことでした。
遠回しの説明文なのでいまひとつハッキリとわからなかったのですが、そういった女性の多くは煩わしさを嫌う傾向にあるということでした。「煩わしさ」を好む人間はあまりいませんが「いちいち調べてまで問い合わせはしてこない」という事のようです。
一般的なWEBサイト(ECサイト)において、「お問合わせ」や「カート」にはシステムが組み込まれており、データ連携などの必要性から出来るだけ別物として管理されることが多いです。そのためユーザがボタンをクリックして別ページに遷移してから、はじめて問い合わせフォームやカートが使えるようになるのですが、今回はそれすらしないで済むようなレイアウトを実現することが最重要課題でした。
さすがに決済システムを同ページ上に実装することは不可能だったので、せめてカートの中身確認までは同ページ上でできるようにと考え、フッタ内(ウィンドウ下部固定)にマイカートボタンを配置しました。
