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LED 一体型高機能ネットワークセンサー デモ展示

Category
システム / プロトタイピング
Type
AIシステム / デモ展示
Scope
Information Architects / Art Direction / Design

OUTLINE

LED蛍光管にカメラ(入力センサー)やエッジデバイスを内蔵した同製品を使ったデモ展示を行いました。
いくつか作成しましたが、鉄道会社と協業し、当時頻繁に起こっていた電車内やプラットフォーム上でのトラブルを人間の行動から推測し、事前にアラートを投げたり、リアルタイムに通知するものや、コンビニの天井にある全ての蛍光灯を同製品に変えることで、来場者の行動(入店時間や退出進路など)や特徴(性別・年齢層)を記録し、取得したデータからマーケティングに二次利用できるようにする試みなどが印象に残っています。

実は展示会というのは二次的に利用したに過ぎません。もともとは同製品を販促するにあたり、利用シーンを提案するのが目的でした。提案担当である営業マンの「こんな事できないかな?」というアイディアを、実際に顧客(メーカー)にプレゼンしてGOを貰おうということです。
(成功すればこの会社は新規機能の開発を受注できるというカラクリですね)

完全にアイディアの段階ですので、システムエンジニアを稼働させるわけにはいかず、例によって私に白羽の矢が立ったわけです。
特に事前資料もありませんでした。まぁこれから私が作ったもので資料を作るのですから、当たり前といっちゃあたりまえなのですが。。。

コンビニでの利用シーンを、自分の妄想力をフル回転させて思い浮かべた結果「店内設置カメラの位置確認とリアルタイム視聴」と「各カメラが取得しているデータの詳細表示」の2画面で提案しようと考えました。特に「各カメラが取得しているデータの詳細表示」の方は、来場者の行動記録をタイムラインに沿って確認できる表示方法など、アイディア次から次に湧いてきて、1枚の静止画ではとても説明しずらい状態となり、その打開策として動画でプレゼンすることにしました。画面の切り替え(遷移)やスライドするイメージなど、言葉での説明ではなく一目で理解していただけたのではないでしょうか。無事に1次受注し、その中間報告として展示会でのデモ展示になりました。

デモ画面メイン
デモ画面サブ
展示パネル
鉄道会社向けシステムデザイン